シルバー色の耐候性と鉄部塗装のお勧めはシルバー色で
工場での工事も多いのですが、意外とシルバー色を塗る工事も多く、「鉄板縞鋼板や鉄骨」・「タンクや配管塗装」などたくさん使用しています。たくさん使用するという事はシルバー色は耐候性が強くて剥がれにくくて色あせしにくいという事がありますね。鉄骨部分は塗り替えでは錆止めの赤錆色で下塗りを塗りますが、上塗りのシルバー色はそのまま塗っても赤錆色を隠す(隠ぺい力)があるので鉄部の塗装はシルバー色がお勧めですね。
コメント0件木材に塗る塗装(塗料)は1回塗りでは仕上がりはイマイチ
木材に色を塗ったことがある方ならわかると思いますが、木材は色を塗った瞬間に木が色を吸い取る(吸い込み現象)ので塗料はたくさん必要となるし色ムラがおきやすいですね。木材の塗装を上手く仕上げるには最初に塗る塗料を少し薄めてしっかりと吸わせて乾かしてから2回目の塗装をするという方法を取った方がきれいに仕上がります。但し、水性塗料の艶消し仕上げの場合は簡単に仕上げるなら上手くいくかもしれません。
コメント0件スプレーによる吹付塗装は明るい場所でよく見ながら塗り重ねる。
建築塗装や設備塗装でよく行っているスプレーガンによる吹付塗装はとても奥が深く何度も失敗しましたが、その失敗から学んだこともたくさんあります。スプレー塗装は何となく色がついていたらいいという考えは間違っていたと気付かされました。スプレー塗装はとにかく「塗料の濃さを調整する」・「エアーと塗料の噴出量を調整する」・「吹付ける時のガン運び吹付スピードを一定に」と、とても難しいですが体で覚えるしかないです。そのためにサポートとなるのが(照明器具)です。外部では明るい時に作業すれば大丈夫ですが、室内のように自然光の少ない場所での塗装はより難しくなるので塗装する物がしっかりと見えるように段取りしておくと吹き過ぎや少ない所などが見えて上手く仕上がります。
コメント0件塗装工事はできるだけ明るいうちに作業する。
冬になってくると日は短くなり薄暗い日も多くなってきます。塗装するのに必要なことですが塗装する物をしっかりと見えないときれいに仕上げることはできません。色ムラができたり塗れてない部分があったりすると後日塗り直しなど余分に手間がかかってしまいます。また足場の上の作業など日が沈んでからは足元が見えずとても危険です。最近では工事用の明るいLEDライトなどがありますが、塗装するならやっぱり自然光じゃないとうまくいかないように感じています。あまり無理せず時間に余裕をもって作業したいと思います。
コメント0件刷毛塗りで塗料によっては刷毛から垂れやすい塗料と垂れにくい塗料がある。
水性系の塗料はどのメーカーもあまり変わらないと思いますが、溶剤系の塗料ではメーカーによっては壁塗り作業や天井塗り作業では塗料が垂れる頻度が倍くらい差があるものもあります。そのメーカーを明かすことはできませんが塗料が垂れるからダメな塗料というわけではなく「乾きが遅いから逆に塗りやすい」という風にとらえることもできます。塗料は液体から塗ると固体になり変化するものでメーカによって乾くスピードに差がありますが、長年使用しているとその塗料の癖がわかるようになり上手くコントロールできるようになりますね
コメント0件コンクリート床の厚膜塗装コテ塗り仕上げ
昨日に続き今日も工場のコンクリート床のエポキシ系厚膜塗装仕上げをしました。厚膜塗装はただ塗膜を厚くすればいいという感じではなく速乾性の塗膜をたくさん作って一気に塗り広げるというとても過酷な塗装仕様となっています。更に、気温に関係していて寒い時は硬化反応は緩やかですが真夏は硬化剤の種類も「夏型」の緩やかに反応するようにして作業しています。塗装硬化反応を速くしたり遅くしたりと使用するときに気温に併せてきれいに仕上がるように上手くコントロールして施工しています。
コメント0件コンクリート床の厚膜塗装の仕上がりは気温に大きく影響されます。
コンクリート床の厚膜塗装は何度やっても初めてやるようなそんな難しさがいつもあります。その難しく感じる原因は「気温の変化」です。厚膜塗装施工の難しさは乾きが早く素早く塗り広げないと上手くフラットに仕上がらないので塗り広げる技術と2液型塗料をタイミングよく作る息の合った作業がきれいな床面を作り上げているのです。2液型なので硬化剤はありますが、3種類あり夏型・冬型・普通型と気温に左右されないように施工時間に合わせた硬化時間を調整する配合になっているのですごいいですよね。
コメント0件塗膜が劣化した家は営業に狙われやすいが塗装したら連絡は止まる?
家の塗り替え工事ってどのように決めるのか正直分かりませんが、塗装店の営業が突然来て「どうですか?」って言われるのでしょうか。弊社は営業は全くしてないので分かりませんが、自分に話しかけられたらイヤなので営業には不向きだといつも思います。ただ、別の会社の話ですが塗り替えをしたら連絡は来なくなったみたいで、営業が見て回っているのかもしれません。話は変わりますが、弊社にもよその塗装屋が突然来て「塗装しませんか?」って言われたんです。自分は全身ペンキだらけの格好で話を最後まで聞いていましたがウチが塗装やという事を知らずに飛び込みで来たみたいです。家の前に看板出ているのに見てなかったのかな~
コメント0件鉄骨に塗る下塗り錆止めは上塗りの代わりにはなりません。
錆止め塗装をしたときお客様から「このままでいいよ」ってよく言われますが、錆止めだけでは雨や紫外線から素材を守ることはできません。下塗りの錆止めは錆を抑える効果と中塗りや上塗りの密着性を高める繋ぎの効果を出すものなので錆止め単体では保護する力はほとんどないです。錆止めの上に塗装されることによりはじめて錆止めの効果を発揮するのです。逆に錆止めなしで上塗りだけでは密着性や上塗りの性能を十分に発揮できない事があるので状態をよく見て判断しています。
コメント0件板の塗装で木目を消して仕上げるにはパテ処理を先に。
木板やコンパネ・ベニヤ板などの木目を見えないように塗りつぶし仕上げをする場合はパテを塗装する前にヘラでしごきながら薄く塗り広げます。そしてしっかりと乾かしてからサンドペーパーで余分なパテを削り落としてフラットになるようにします。「オウトツが大きい場合はもう一度パテ処理を繰り返します」塗装は下塗りのシーラー塗装に上塗りの水性塗料か油性塗料を塗って仕上げる事ができます。でも内部塗装の場合は油性塗料では臭いが強いので水性塗料仕上げをお勧めします。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。