高圧洗浄してさっぱりとしました。
今日の天気予報では曇りのち雨でしたが雨が降らずずっと曇りでしたね。外部の高圧洗浄をしましたが日差しが弱かったおかげでわずかなコケもよく見えて洗うことができました。エアコンのパイプもテープが劣化していたのでついでに補修することにしました。


ペンキ屋必須アイテムの刷毛を仕入れました。
ローラー塗りが主流となった今、刷毛の出番はずいぶん少なくなりました。しかし、細かく塗りにくい部分は必ずあるもので刷毛塗りしなくてはいけません。刷毛の種類も数えきれないほどありますが自分で使ってみて判断するしかありません。今回は先月ポートメッセなごやの塗装業界のイベントに行ったときにお値打ち商品の影武者という筋交い刷毛を購入しました。いつもはチャンピオンの上撰40mmを10年ほど前から使用していますが使いやすいものなので何年たっても買ってしまいます。今度の刷毛も形状が似ているので試し塗りしてみたいと思います。やっぱりペンキ屋は刷毛が命ですよ。

足場設置と下地状態の確認
足場組み立てや補強してからネット養生して足場作業は終わりました。2F部分のしっかりと確認できなかった外壁や天井部分は足場を作ることで見たい部分へ行くことができるようになり劣化の状況を判断できます。サイディングの目地も細かい亀裂を確認したので振動による揺れに対応できるように処理していきたいと思います。

足場組み立て開始
足場組み立てから始まりました。足場を作るときに一番気を使うところは瓦屋根です。瓦屋根はとても丈夫で普通に歩いても割れることはありませんが足場のように重量が一点にかかったり鉄の硬い部材を落としたりすると割れてしまいます。そんなことのないように日頃から部材の手渡しや声掛けなど当たり前のことですが普段の工事から自然とするように心掛けています。


足場の段取りと部材搬入
雨天で時々強く降ってきましたが部材の運び入れと仮設トイレの設置をすることができました。足場を組む前の段取りではありますが運び入れが思った以上に大変で条件によっては駐車場から一本ずつ運ぶのですが、今回は自宅付近まで車をつけることができたのでとても良かったです。

雨戸の吹付作業(スプレー仕上げ)
雨戸の塗装も今までは刷毛塗りで仕上げていましたが、最近では雨戸を持ち帰って自宅の吹付スペースで塗装仕上げすることが多いです。自宅での塗装は周囲に気を使わなくても気兼ねなしに仕上げることができるからです。吹付仕上げする時も気温や湿度など毎回条件が違うので毎日の経験から最適な濃さに調合して作業にあたっています。


天井塗装はリスクを伴います。
天井の塗装は思った以上に大変な作業です。天井の塗装面積が少なければいいのですが大きくなればなるほど上向きの作業が長時間になり首を痛める恐れがあります。とくに高所の上向き作業では足場を使って作業する場合、足元が不安定になることが多いのでしっかりと確認することが重要です。あと天井塗装するという事は床が必ず汚れますのでしっかりと養生しなければなりません。このように天井塗装にはその他にも様々なリスクがあるのでいつも緊張感をもって作業にあたっています。塗装することによって塗料飛散による全身の汚れ(とくに顔が汚れる)が一番のリスクですね。

こんな塗装道具が流行です。
塗装の道具と言えば定番の刷毛とサゲ缶かローラーにバケツという組み合わせです。最近の流行はローラーの小型化が主流になり大きな刷毛で塗装するという事が少なくなってきました。ローラーのハンドルと毛も従来の大きさから比べると半分以下でしょうか。とっても軽くて作業性が抜群。しかも刷毛と両方使いたいために進化したサゲ缶の内容器が網状になっていてローラーの塗料をしごくことができるのです。これからは大きなローラーバケツを持たずに小さなサゲ缶でスイスイ塗ることができるので楽しみです!




内部壁塗り替え工事
室内の塗装工事です。天井と壁の塗り替えです。塗装前の状態ではタバコのヤニで黄色く変色しており、タオルでもふき取ることが困難でしたのでヤニ止めの下塗りを塗装後、塗料のにおいを少しでも抑えるため上塗りは水性仕上げをしました。天井は艶消し、壁は汚れにくい艶ありで仕上げました。ヤニを抑えるためには専用のヤニ止めを塗らずにそのまま水性の上塗りをしてしまうと時間がたつにつれヤニが表面に浮いて出て来てしまいます。ヤニ止めはとても重要な下塗りですね。天井・壁とも白色系の明るい仕上がりとなりました。

鉄骨で棚を作りました。
雨天で作業ができなかったため、今日は以前からやりたいことがあり作ってみました。それは野菜用の棚です。趣味で野菜の水耕栽培をしてるのですが、棚がないと横に倒れてしまいます。いつもは支柱を立てて何とかしてましたが不安定なのが気になり毎年作るのでこの際鉄骨で作ろうと思い作ってみました。鉄骨は自宅の余り物で何とか集めて切断・溶接と手慣れた感じに出来上がりました。


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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。