春の嵐!
朝から横殴りの雨が降っています。しかもとても強い!桜の花が咲くこの時期って絶対に雨が降りますね。うちの土手の桜も3割ほど咲きましたがこの強い雨で散ってしまうのではないかと危機感があります。作業の方も今週末までずっとこんな天気みたいなので何もできず最悪です。
コメント0件大型ガレージのオートシャッター塗装
オートシャッターの塗装という事でシャッターの形状が異なり、通常の手動用シャッターより鉄板が厚くRの返しも大きくとても頑丈です。シャッターの塗装というのはいわゆる動く鉄板なので、できるだけ均等に仕上げ耐久性を保つ事ができる吹き付けの仕上げをしました。高さは2m50くらいとあまり高くはありませんでしたが横幅が7mと意外と大きく均等に仕上げるため端から端まで行ったりきたりという感じで塗装しました。吹付の回数も4回ほど間隔をあけて吹いたので予定通りの仕上がりとなりました。
(鉄板構造物専用高純度ウレタン2液タイプ)

奥深い足場作り
何度も足場組み立てしても同じ条件の家がないため位置決めは重要な作業ともいえます。その位置によっては塗装したい部分に届くのか?という問題にあたってしまいます。せっかく足場を立てても自分の位置が悪く塗装することができなければ意味がありません。高さや幅の重要性や周囲にご迷惑をかけないように組んであるか?でも一番は住んでいるお客様にご迷惑おかけないこと。プロなら当たり前なことですね。

高圧洗浄の重要性
塗装するうえで一番重要な作業と言えば下地処理です。塗装するものにホコリやごみがついているのに無視して塗ったところではたしてきれいな塗膜が形成されるでしょうか? とても無理ですよね。塗装するときの最低条件は塗るものがきれいな状態であること(下地処理)です。今回の場合は高圧洗浄をするかしないかと考えた場合、下地の状態が粉を吹いている場合(チョーキング現象)では100%洗う方がいいです。洗わないと粉が邪魔して密着不良を起こし予想外の塗膜剝がれが考えられます。大事なのは塗装面の下地をどれだけきれいにできるかという事なので常に心掛けて作業にあたっています。

春の訪れ
ここ藤岡でも今年初めてつくしが出ていたのを発見しました。20℃くらいまで気温が上がったのでしょうか? とても暖かい日でした。今日のぽかぽか陽気で我が家の土手にある桜もびっくりして少しずつではありますが咲いてきました。これからどんどん開花していくのでとても楽しみです。

軒天井ベニヤ板の塗り替え工事
天井がベニヤ板の塗り替え工事をしました。実際に外部のベニヤ板は湿度の影響を受けやすく板が膨張したり縮んだりと板が常に動くので塗装しても剝がれやすいという事がいわれています。少し前までは軒天井のプリントベニヤ板(木の模様の印刷がしてあるベニヤ板)の事ですが、年数で劣化が進むと印刷の表面だけ剝がれてベニヤ板がむき出しの状態になります。そして印刷が取れると普通のベニヤ板になります。この板の上に塗れる塗料は2種類あり、一つ目は軒天用の空気を通すアクリル系の塗料、二つ目は空気を通すことができる防虫剤と選ぶことができます。今回は防虫剤系の塗料で収めましたが板の動きが思ったより早い場合は剝がれが生じることがありますので注意が必要です。

鉄骨のベランダ床塗り替え(縞鋼板)
ベランダの鉄板の床(縞鋼板)の塗り替え工事です。以前にも取り上げたことがありますが縞鋼板は滑り止めの効果のあるシマシマがありますが縞があることによって水はけが悪くなり錆ができやすい鉄板です。錆びた部分も凹凸があるので簡単に削り取ることができずスクレーパーやワイヤーブラシを使ってコツコツと削っていきます。塗装工事とはいっても錆を取ることにほとんどの時間を使います。

雨戸の耐候性を上げるために
雨戸も日あたりなどの状態によっても北面と南面では退色のしかたも変わり、年数が経過しても同じ状態でいたいと思いたいのですがやはり差は出てきてしまいます。耐候性を少しでもアップさせるため塗り回数を増やしたり下地処理をしたりとできるだけ長持ちする方法を実践しています。下地処理の仕方によっては塗料の耐久性をよくすることも知られています。弊社では昔ながらの地味な作業ではありますが研磨紙や研磨不織布を当ててゴミやホコリを落としながら細かい傷をつけて塗料の密着力をアップする方法で丈夫な雨戸に仕上げています。

鉄骨階段の下地処理の重要性
北面の鉄骨階段の塗り替え工事です。北面という事もあり表面にはコケが生えていたので前日に高圧洗浄で洗い流しました。その後はいつものように錆を削って落とし錆止めを塗りました。塗装するうえでコケが生えていると密着不良に必ずなります。コケ落としなどの下地処理が上手にできるかによって塗装の寿命も変わるのでとても大切な作業です。鉄骨の下地がきれいだと錆止めが塗りやすく塗料の密着力も最大限に引き出せます。

住宅の窓用シャッター塗り替え工事
今回シャッターの塗り替え工事をしました。シャッターのような動く物の塗装はとても難しく、塗装によって開け閉めなどの動きが悪くなってしまう恐れがあるからです。なので塗装としては塗膜の薄い吹付仕上げをします。吹付仕上げもベランダの狭いスペースでうまく仕上げることができるかどうかは何度も経験が必要になります。その日の気温や湿度などのほかこのタイミングでここまで重ね塗りできるとかは吹付やってる人じゃないと感覚をつかむことはできませんので毎日が勉強です。

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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。