外壁の北面はコケが生えやすいのはなぜ
コケが生えやすい北面の外壁や屋根瓦ですがやっぱり一番の理由は日が当たらない場所ですね。また、日が当たっても短時間だったり風通しの悪い所も生える原因です。外壁に生える場合はうっすら緑色に変色しますが、屋根の場合は知らぬ間に大きなコケ玉になることがあり雨水の流れを止めてしまいさらにコケが拡大してしまいます。その場合は屋根がいつまでもジメジメするので屋根の素材が傷み劣化が進んでしまいます。劣化の進行を食い止めるには水洗いして塗装すればベストですが、洗浄だけでも出来たらいいですね。

屋根のカラーベストは自然に劣化していきます。
カラーベスト「スレート系屋根」は耐久性も十分ありますが、どんなものでも自然劣化で色の変色や屋根の欠けなどがありますね。塗り替え時に気を付けていることは建物年数です。見た目は確かに劣化しているのですが、10年で塗替えなのか15年から20年で塗替えなのかは大きく違うからです。よく見ると屋根の小さなひび割れがあったり乾燥してくると屋根素材が徐々に反りあがってきたりします。さらに塗装してみると分かりますが、屋根も乾ききっているので塗料の吸い込み「予定している面積が塗れない」があり塗料が足りなくなる恐れがあります。屋根は外壁よりも傷みやすいので傷みが広がる前にできれば早めに塗り替えして頂きたいですね。

瓦屋根・しっくいなどの塗装しない所も確認しないと
連休前から続いていた現場もようやく終わりました。工事中にちょっとしたハプニングがあり、屋根が瓦の屋根でしたので塗装することなく安心してましたが、しっくいの部分をよく見たら穴が開いてすずめが巣を作っていました。巣ができるほどの大きな穴がありしっくいもボロボロで急遽劣化した部分のみ補修することになりました。塗り替えのタイミングはその他の部分も同じように劣化していて屋根瓦など塗装しなくてもいい場所もしっかりチェックしなければと改めて思いました。
コメント0件雨戸の吹付けが綺麗に仕上がると嬉しい。
雨戸塗装って刷毛塗り・ローラー塗り・吹付仕上げと塗装方法もそれぞれあり、条件によっては吹付塗装ができず刷毛塗りになってしまうという事もあります。雨戸塗装って簡単なようで意外と難しく雨戸トタンの形状ヒダが塗りにくい場合やヒダに塗料がたまって後から塗料が流れ出るので、垂れた状態で乾いてしまうこともあります。吹付塗装でも塗料の吹き過ぎなどで垂れてしまう事もありますが、吹付ガンをうまくコントロールする技術や塗料の濃さの調整など日頃の培った感覚で施工してうまく仕上がると嬉しいですね。そのための条件としてはその時の気温や湿度・風など吹付に最適ならとても綺麗に仕上がりますね。

外壁サイディングの劣化しやすい場所は
外壁サイディングで劣化が進みやすい場所はズバリ水はけの悪い所です。外壁のコーキングジョイント部分はコーキングの劣化により亀裂などで雨水が侵入して内部が傷むという事もありますが、意外と水切りトタンのあたりも劣化しやすく、とくに1Fと2Fの外壁中央部分にサイディングのつなぎ目がある部分は隙間を目立たなく施工するため本来水切れをよくする水切り板があまり機能せず隙間が小さいことでサイディングの内部に雨水が吸い上がり水を含んだ状態が続くとサイディング材自体が柔らかくなりもろくなってしまいます。外壁も塗膜の力がなくなってくると外壁も水が弾かず逆に吸い込む性質になってくるので、劣化したままほったらかしにせず10~15年以上経った外壁はチェックした方がいいですね。
コメント0件ベランダ床のFRP 上塗り2回目
ベランダFRP床の上塗り作業をしました。昨晩の強烈な雨が降ったという事もありベランダ内部はずぶ濡れ状態で床をウエスで拭きあげて乾かすのも大変でした。しっかりと乾かしてから塗りましたが、強溶剤の2液型の専用上塗りの臭いが強くて頭がくらくらしてしまいました。あまり大きくないベランダでしたが、狭い空間で空気の循環がなく溶剤の臭気が下方にたまりやすかったのでとても大変でした。やっぱり強溶剤の作業中は保護マスク「防毒マスク」は絶対必要ですね。

外壁トタンの塗り替えのタイミングとは
新品の外壁トタンから塗り替えの時期まではおよそ15年から20年くらいでおそらく錆などが発生してくると思いますが、昔からの塗料「一般にペンキと言われる合成樹脂塗料」は密着力が弱く、熱がこもりやすい場所や雨に当たりやすい場所では劣化が進みやすく剥がれやすいというのが定番でした。今ではこのような剝がれはほとんどありませんが、塗り替えの時に以前の剝がれを削り取って錆や剥がれを固定する弱溶剤の錆止めで抑える事が重要ですね。この場合の塗り替えのタイミングとしては3年から5年前にはできれば塗装したかったですが、どのような状態でもきれいにしていきたいと思います。


外壁リシン壁は意外に汚れやすい
外壁リシン壁で湿気がこもりやすい場所などはとくに水垢やコケの繁殖が速く汚れも広がりやすいと考えられます。汚れが広がりやすい条件として風の流れが悪いとか基礎のコンクリート部分が少なく雨が降って気温が上がると湿度も上がり外壁が影響を受けやすいです。また、外壁のすぐ隣に大きな木や垣根がある場合は木からコケが移りやすいので剪定などをこまめにするなど手間がかかりますが外壁を守るためにもスッキリと風通しもよくした方がいいですね。

塗装するのに色選びは重要です。
塗装するのに色選びは大事ですね。例えば屋根の塗装で言えば最近では遮熱塗装が主流ですが、屋根の色を明るい白色系にすると熱反射率も上がり室内の温度上昇を抑える事ができると思いますが、明るい色ほど雨スジなど汚れやすく、汚れるという事は遮熱性能も落ちやすいように感じます。だからといって黒系の色では元々の反射率も低いので色選択も難しいですが、お勧めなのは遮熱性能も落さず長持ちする色合い「白系ではあるが雨スジで汚れたときの色のいわゆる明るいグレー系や明るいブルー系・明るいグリーン系」がベストだと思います。

田植えの時期ですね。
気持ちよく晴れて田植えの時期になりました。中村家では毎年恒例の行事となりますが米作りって本当に大変です。代掻きから始まり刈り取りまでも大変ですが、本当に大変なのは除草の草刈りです。夏場は刈り取りしてもすぐに伸びるし、田の中の草が伸びるので引っ張り抜く事ももすごく大変です。手間がかかる分、やっぱりおいしいので頑張れるんだと思います。今年も暑くなりそうですが熱中症で倒れないように気を付けたいと思います。
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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。