今日で9月も終わりますね。
気付けば今日で9月も終了という事で今月も足早に過ぎてしまいました。それでも前半は残暑が厳しかったのに後半は気温も落ち着き湿度も低下したためとても動きやすくなったように感じます。また塗装工事も涼しくなってからという声もよく聞きますが、それは涼しくなる前から連絡を頂かないと秋は忙しくて施工できないという事もあるので前もってご連絡いただけたらと思います。
コメント0件トタン外壁が劣化してくると錆よりも前に表面がザラザラになる
トタン外壁の塗り替えで、10年程度ではあまり変化はないと思いますが20年位になるとトタンの表面に変化が現れます。それは塗膜の劣化です。既製品のトタンでも表面が傷んでくるとザラザラと捲れあがってくることもよくあります。そしてその劣化の多い場所は日当たりの良い面ではなく比較的日陰で風通しが悪く湿気の多い場所が起こりやすいと経験で感じています。寿命の長いトタンでもあまり長い期間放置しないで劣化が進む前には塗装で保護してあげたいですね。
コメント0件下地処理に使用するペーパーには粗いものや細かいものなどの粒度がある
下地処理に使用するペーパーは様々な粒度があり素材に応じて使い分けます。木部などの板の角を落とす表面処理では最初少し粗目の80番から120番くらいで擦り徐々に粒度の細かい180番・240番などに変えて表面を滑らかにしていきます。またその部分を塗装するときも木の表面が滑らかなほど塗装の仕上がりも良く、削りが甘い状態で塗装すれば塗装してもムラが出やすいなどの不具合も生じます。これは透明のニスを塗る時でも同様に差が出るので手間を惜しまずに表面処理すればきれいな仕上がりとなりますね。
コメント0件プラスターボードのパテ下処理が仕上げまで影響する
内部プラスターボードの塗装は昔から定番ですが、何と言っても最初の下地処理のパテ仕上げが最終的な仕上がりに影響するので慎重に仕上げています。施工は目地の隙間を先に埋めて乾かしジョイントテープを貼りクラック補強して上塗り用パテで最終塗りをします。パテ塗りは押さえ方や力のかけ方も大事ですが、乾いた後のペーパー処理の仕方によってもフラットに近づけるように仕上げないときれいにはみえないので削り過ぎないように注意して作業しています。
コメント0件塗装する面が熱せられている場合は要注意。
塗装する場所で例えば外壁面が日あたりよく熱せられている場合は塗り始めて直ぐに乾いてくるので場所によってはデコデコになってしまいます。夏場ではベランダの内側「エアコンの室外機周辺」では熱に加えてファンによる風圧で超速乾となる所も。屋根の塗装も季節的にはかなり涼しくなってきましたが、以前は屋根の光の反射まで暑くて塗膜の乾燥するスピードも速まり逆に塗りにくいと感じることもありますね。可能であればピークの時間帯を避け快適に作業したいですね。
コメント0件水性塗料と油性塗料 それぞれの塗料の性質
水性塗料と油性塗料の性質の違いはあります。例えば、水性塗料では塗料の粘りが少なくとにかく塗りやすいです。臭いがほとんどなく塗りやすくて乾きが速く塗り重ねも比較的早く施工できて色がきれいにおさまりやすい事ですね。油性塗料は有機溶剤系の臭いがあり乾きが遅く塗料の粘りが強いので塗りにくいです。ですが、水性塗料よりも塗膜が強くて長持ちしやすいと言えます。それぞれの特徴を比較して塗るものや丈夫に仕上げるかどうかを考えて施工するといいですね。
コメント0件コンクリート床面を最適に仕上げる3つのポイント
床面をきれいに仕上げるポイントは、「高圧洗浄する」、「しっかりと乾かす」、「天気の良い日に手際よく仕上げる」です。これは床面全体でも区画のライン塗装でも同じですが意外と難しいものです。外部であれば天候に左右されて、内部でも風通しによっては全然乾かないなど湿度の問題などありますね。とにかく洗浄したら水の溜まっている部分を除去して理想は翌日に塗装する方法です。時間がなければ床面の水分を吸い上げる機械を使用して乾燥を早めるなどありますが時間をかけて乾かす方がいいと思います。その方が養生テープの付きもよく結果、作業性が良いですね。
コメント0件天井の塗装は予想外に飛散するのでご注意ください。
天井塗装は上向き塗装でプロでも一日中塗っていると首が痛くなりますね。天井塗装するときは天井と同じだけの床養生が必要となるのでビニール養生やシート養生などしっかりとして塗装します。壁があれば壁面も養生しないと汚れてしまうので養生で包む範囲も増えます。それだけ天井の塗装はどこに飛散するかわからないのできれいに仕上げたいならまず養生ですね。また、意外と気付かない場所があります。それは自分です。自分自身の体は最も汚れやすいので保護したい所ですが、気付かず最後まで塗ってしまい顔中ペンキだらけという事は多々ありますね。
コメント0件階段の手すりなど手で触れて色がかすれて傷む
鉄骨階段などの手すり部分の塗装はどうしても擦れて色が剝げてきますね。いくら内部の階段でも触れる場所は同じように劣化するので補修塗りなどしないと鉄部は劣化が進んでしまいます。以前の内部階段塗装でのちょっとした問題が発生したのでご報告します。階段手摺の塗り替え工事は無事に終わり翌日は階段を使用するとのことでしたので一日あれば乾くだろうと思っていたのですが、ちょうど手で触る部分は数日たってもしっかりと乾いていない「いわゆる乾いていてもベタベタしている」状態だったのです。この問題は塗装に問題があるわけではなく使った塗料に問題がありました。通常使用しているシリコンやウレタンという塗料よりも昔ながらのペンキ「合成樹脂塗料」の方が塗料の乾きは遅いもののベタツキは残りにくいそうです。また、速乾のペンキ「アルキド樹脂」なども有効みたいです。
コメント0件木部オイルステインは浸み込みが早いので素早い施工がカギ
木部のオイルステイン施工は比較的簡単な施工方法ですが、木が乾燥していると塗料を付けたときに塗料を吸い取るように乾いてくるので気を付けて施工しなければなりません。そして、最も気を付けるポイントは塗装面の「塗り継」です。平らな面ほど目立ちますが乾きが速い部分では塗装が2重になるところが出ると思いますが、重なりができた所は色味が濃くなるので休憩なしで塗りきらないといけません。何度も塗っていると塗り重ねるタイミングは体で覚えてくるので色ムラにならないように常に気を付けてます。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。