サイディング外壁の色が薄く白っぽくなってきた時の外壁の状態は、
外壁の色が変色して白っぽくなってきた場合、塗装面の力がなくなってサイディング素地まで傷みだしてきたというサインです。その状態が続くと壁自体が「剥がれ落ちる」か「捲れてくる」など必ず不具合が発生してきますので塗装の対策をお願い致します。ある現場では色が変わるだけでなく外壁がちょっとした強風で剥がれ落ち大変な思いをしたというお客様もみえます。こうなると塗装だけではなく下地の大工さんからの工事となり費用も塗装の数倍となるので早めの対策が大事です。
コメント0件屋根の色を白色にした時のメリット・デメリットとは
屋根の色を白色にしたい理由はそれぞれあると思いますが、今回は屋根の温度を少しでも下げようと白色の遮熱塗装をした時の例を紹介します。白色の塗装仕上げのメリットはやっぱり見た目がきれいになる事と遮熱塗装という機能面で見ても光を反射する効果が高いので当然遮熱の効果も高いと思います。また、デメリットは雨などで汚れが出ると目立ちます。そして水はけの悪い環境ではコケの緑色もわかりやすいほど分かるのでいつも目にするような低い屋根の白色塗装はあまりお勧めはしていません。水の流れがよくて日当たりもよく風通しも良い最高な環境はなかなかないですよね。
塗装前の状況 サンブキ屋根 白色遮熱塗装完了 コメント0件ここだけは塗っておきたい場所のココとはズバリ「屋根」です。
外壁塗装工事で屋根が塗装する屋根の場合、屋根だけは絶対に塗装してほしいですね。たまに他の業者が工事している現場をよく見ますが、塗装する屋根なのに手を付けずに外壁だけ塗装していました。なぜ外壁よりも屋根の塗装を優先するのか?それは「外壁よりも雨や紫外線を浴びる時間が長く外壁の数倍も劣化しやすいから」です。特にカラーベスト屋根やスレート系屋根はダメージを受けるとひび割れたり反りあがりなどの変形もあるのでそのような変化が起こる前には塗装したいですね。
カラーベスト屋根の変形・隙間状況 コメント0件塀が汚れやすい理由はその環境や状態で変わります。
塀の塗り替えはよくありますが、塗装の理由はシンプルに「汚れやすいからきれいにしたい」です。ではなぜ汚れるのかと考えると雨による上から汚れる場合と、雨により地面から跳ね返った(雨のとばしっぱね)事により汚れる両方が考えられます。その汚れを最小限にするには「塀の上に傘の代わりとなる屋根笠木を取り付ける」事によりきれいな状態を維持できると思います。昔の家の塀を見ても塀の上には瓦がのっているなど汚れにくい工夫や耐久性の維持もされているみたいですね。
コメント0件玄関照明器具やポストなど、外壁のついでに塗装して喜ばれました。
玄関部分は毎日通る場所でよく目にする所なのでよりきれいに仕上げたいと考えています。玄関照明器具の淵や玄関ポストなど外壁工事のついでによく塗装しています。たまに木の目隠しのルーバーやラティスなどお花を鉢でかけるところにしている方にもご好評です。玄関の外の塀や門扉の塗装も吹付けで仕上げる事も多いので外壁工事の際にはお勧めです。
コメント0件外壁の天井がススみたいに汚れてきた
塗り替えの工事を意識するうえで「見た目的に外壁・天井が劣化してきたから」という事がほとんどを占めると思いますが、なぜ汚れが目立つのかというとそれは「塗装の力が弱くなって水弾き効果も薄れ汚れが残りやすくなった」事です。外壁は雨が当たればその水圧で汚れは多少とも落ちると思いますが、天井部分というのは直接雨は当たりませんので付着した汚れは砂埃となり風などで舞い上がり天井を汚すと考えられます。その汚れも高圧洗浄ならさっぱりと落とすこともでき、また塗装しておけば暫くは安心ですね。
天井部分 洗浄前の状況 天井部分の高圧洗浄水洗い コメント0件木板看板作成で白色で下地がみえるカスレ塗り仕上げをしてみました。
塗装の仕上げと言えば「きれいに見える仕上り」は大事ですが、あえて下地が見えるように「透け」や「カスレ」などを作りムラのある何とも言えない味のある仕上げ塗りは逆に難しいですね。きれいに塗装しても塗料が乾く前にウエスやタオルなどで拭き取り、木の表面の柔らかい所は色が入りやすく、節など硬い部分は色が入りにくいので拭き取ると簡単に取れてしまいます。また、木の角など拭き取りやすい所も色は取れるので何とも言えない風合いを出すことはできると思います。塗料は一般に市販しているアクリル系の水性塗料「艶消し系」で、塗料の濃さは少し薄め過ぎの方が拭き取りやすいかもしれません。木の硬さにもよるので濃度は調整してください。一晩経てば臭いは少し残りますが文字やイラストを書くことはできると思います。
塗装前 水性塗料 塗装作業中 塗装ウエス拭き取り仕上げ コメント0件スレート屋根の色が剥がれてきたので塗り替えたい
スレート屋根は塗装の仕方によって長持ちするかしないかに分かれます。色がまだらの様に剥がれてくる場合は高圧洗浄不足や下塗りの塗装を省いた塗り方をされていることがあり、しっかり洗い流すと汚れごと全部剥がれ落ちてきれいになるという事もあります。剝がれないように綺麗に塗り替えたいなら私たちプロにお任せ下さい。下地処理などしっかりとした仕事で毎日きれいに仕上げています。
塗装前 剥がれ状況 塗装完成 コメント0件見た目でもわかる「錆や剥がれ」のある鉄骨階段の塗り替え依頼も増えてます。
鉄骨の錆や剥がれなどはパット見た目でも劣化していると判断できますので塗り替えの工事を請ける事が多いですね。一言に階段鉄骨と言っても階段の形状も様々で傷み具合も屋根が設置しているかでもかなり違いますね。錆止めや上塗りを塗って丈夫にすることも大事ですが、塗装した時に踏み板部分の表面もツルツルになるので雨が降ると足を滑らせて転倒することもあると思います。そんな怪我をしないようにするためにも滑り止めの塗装仕様に変えるなど機能面でも対応しています。
コメント0件屋根に塗る塗料で外壁に塗る事はできるの?
「屋根に使用する塗料を外壁にも使用する事ができるのか」という事を言われたことがありますが、それは屋根と同じ系統の素材もしくは塗料が屋根素材と外壁素材と同じもので対応できるかという事で見分けています。例えば弊社で使用している材料で言えば、屋根がトタンで外壁も同じトタンなら問題なく使用できますが、屋根がカラーベストで外壁がサイディングの場合も同じ系統なので同じ屋根材塗料で壁もOKとなります。しかし、上塗りは同じ材料でも下塗り材は別の材料という事が多いので、下塗り材で上塗りの性能を十分に発揮するように調整しています。但し、外壁の材料を屋根に塗る事はできても屋根のような過酷な環境に耐えるようにはできてないと思うのであまりお勧めしません。基本はやっぱり屋根は屋根用、壁は壁用の塗料が望ましいと思います。
コメント0件カレンダー
最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。