天井のベニヤ塗装のその後。
住宅塗装で天井がベニヤの所は塗装が劣化してくると大変なことになります。それはベニヤ板の耐久性です。ベニヤ板はコンパネと同じように薄い板が何層にも圧縮され形成していますが、天井という場所は雨の影響はほとんどありませんが、意外と湿度が高い時は天井部分に湿気がまとわりつき、板の部分が柔らかくなり表面の層が剥がれペラペラと捲れる現象が起きてしまいます。そうした劣化が進む前に塗装で塗り直すことが塗膜劣化を防ぐ事ができるのでベニヤ板の所は早めに処置しましょう。
コメント0件屋根カラーベストの高圧洗浄で
屋根の塗り替えで初めての屋根塗装の場合は砂やコケで汚れているのでいつものように洗っていると、予想以上に屋根の表面が洗えたので乾いた時に黒かった屋根が白色に変わっていました。カラーベスト屋根もいつまでも塗装しないでほったらかしだと屋根表面のダメージが大きいので真っ直ぐな屋根の形状も上に反り上がってしまうので少しでも早く塗装した方がいいですね。
コメント0件晴れて少し乾いた風が吹きました。
今日は昨日よりも少しだけ風があり朝方は気持ちのいい風が吹きました。このような天気の日は塗装に最適で、決め手は湿度です。昨日よりも乾いた空気のおかげで塗装のノリや塗膜密着性もよく、とても良い条件が揃っています。時々弱い乾いた風が吹くので乾きもよく作業する自分もしやすくて助かります。もうそろそろ8月も終わりますね。猛暑日から早く解放されたいですね。
コメント0件木を塗る時は木の節に注意する
木材の柱や板の塗装をする時に木の節があるものは注意が必要です。木の節は硬い部分なので塗装しても塗料がうまく付着しなかったり塗りムラができたりと通常の塗料では同じような現象がおきます。また、木目を残して塗るオイルステイン塗装では柔らかい部分は色が入りますが節の部分は硬いのでほとんど色がつかないですね。特に濃い色を塗る時は柔らかい所との色の差が出やすいので少し試し塗するなどの対応が必要です。
コメント0件鉄骨柱は錆が広がる前に補修しておく
以前に住宅の玄関柱の塗装に行ったとき、錆が広がっているだけではなくて根元のあたりが腐食していました。その時に玄関の屋根も塗装する予定でしたので屋根に上がり作業を始めた途端、屋根がガタっと下がってしまいました。原因はやはり鉄骨柱の根元の腐食でしたので劣化した部分を切り取り土台を新しく作り直しました。外部に面した雨に当たる根元部分は特に劣化の進みやすい場所なのでこまめに塗装したい所ですね。
コメント0件外壁サイディングの目地コーキングを切り取りしてみましたが・・・
今日は外壁サイディングの目地コーキングの劣化している部分を切り取る作業をしました。いつものように電動工具で切り取りましたが、なんだか様子が違う。よく既設のコーキングを見たら2層になっていました。手前の上の層は簡単に剝がれて奥の層はカチカチの硬い層になっていたので簡単には取れません。しかも、3面接着で奥の方もぴったりくっついていたので剝がすのに相当手間がかかりました。全部を取ったわけではありませんがまだまだ時間がかかりそうです。
コメント0件木製と鉄製の塗装の違い
木部と鉄部の塗装の違いは主に下塗りが違うけど上塗りは同じもので塗装することができますね。鉄部ではやはり錆の発生が心配なので下塗りには必ず錆止めを塗装する事や、木部では木の状態や艶を均一に仕上げるために木部用の下塗り材を塗るという事もあります。塗り替えの場合ではきれいに清掃して上塗りを2回塗って仕上げるという事もできます。どんな素材も下塗りを変えることにより同じ上塗り材で塗装できるという特徴がありますね。
コメント0件現場の木の枝葉に毛虫が大量発生
先日の長雨も影響していると思いますが、毛虫が大発生していて、足場のネットギリギリにいるので知らぬ間に触ってしまいそうで危険を感じます。現場にいる毛虫の色は緑色ではなく赤色の毛虫で、初めて見る毛虫でしたが見た目から嫌です。現場の塗装工事も明日でひと段落するのでホッとしています。
コメント0件朝は雷雨がありましたが、その後はよく晴れました。
先週の雨天で仕事もうまく進むこともできず大変でした。今週はもう晴れて塗装日和となってほしいですね。もう雨はウンザリです。作業途中でしばらく停止していたので今日はその分を盛り返そうと必死になって塗りました。ですが、日中は久しぶりの太陽の日差しに体がついていかず悲鳴をあげてしまいました。
コメント0件塗装の技術は刷毛塗りで分かる。
壁塗装や屋根塗装など広い部分を塗る事も大事ですが、本当に技術を要する部分は細かいところを塗り広げる刷毛塗りがとても大事で、実際に広い所よりも周囲の細かい部分の所が真っ直ぐに見えるかと必ず目がいってしまいます。真っ直ぐなラインはきれいに見えるかどうかという事になりますのでいつも気を付けて仕上げています。刷毛塗り仕上げは奥が深くコントロールも刷毛の形の違いによりそれぞれ違いますので自分に合った使いやすいものを選んで使用しています。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。