水溶性塗料の多様性
塗り替え工事でいつも思う事があります。それは現在何の塗料で仕上げてあるかという事です。鉄骨などの鉄部やサイディングなどの外壁など大きく分けて水性塗料で仕上げてあるのか、油性塗料で仕上げてあるのかパッと見では分かりません。たまに、油性仕上げの上に油性仕上げをする時、前塗ってある塗料が色がにじんだり酷いと塗料の縮みができたりなど不具合のできることが多いからです。しかし、そんな不安を解消してくれるのが水溶性の塗料です。溶剤系ではないので不具合は一切置きませんので安心して仕上げる事ができますね。
コメント0件油性塗料よりも水性塗料の方が劣るか?
水性塗料の性能は今は油性塗料と比較してもほとんど差がないほど耐候性もアップしてきました。それでも弊社ではなるべく屋根塗装では油性、外壁では水性塗料の選択をしてしまいます。なぜなら、屋根の油性塗料仕上げは以前からの確かな実績と耐久性、外壁は窓周りから有機溶剤の臭いが入り込んでしまうので臭いの少ない水溶性の塗料を選んで塗装工事するようにしています。
コメント0件梅雨の晴れ間は塗装日和!
梅雨に入り晴れの日も続いていますが、今日もよく晴れて気温も丁度よく塗装するにはとてもいい環境でした。現場の外壁トタンの錆止め塗りも順調に進んで塗り終える事ができました。来週もしばらくは晴れ間が続くようなので予定通りに工事が進みそうで助かります。外仕事は天候に左右されやすいのでやっぱり晴れがいいです。
コメント0件コーキングの種類と使い道
弊社ではコーキングといえば大きく分けて5種類くらい使い分けています。例えば、天井のケイカル板やサイディングの小さな隙間はアクリル系のコーキング、外壁のコンクリートやサイディングの大きな隙間は伸縮性に優れた定番のウレタン系、粘りはウレタンより劣るが乾きが速い変成シリコン、サイディング目地の亀裂の入りやすい部分には伸縮耐久性の高いオートン、防水性や乾燥も早く安価なシリコン系ですが、塗料がコーキング部分には弾いてしまい塗装できないという欠点もあります。それぞれの使い道や特性を生かし使い分けて塗装工事をしてます。
コメント0件雨の日の内部塗装
雨の日に塗装は限定されますね。内部の塗装工事とはいえ特に鉄骨の塗装は湿気がまとわりついてうまく塗る事ができません。内部の壁面の水溶性塗装でも下塗りまでは大丈夫でも下塗りが乾かず上塗りすることができないなど湿度の事でトラブルになる事も多いです。下地処理や水洗いなど直接影響のない作業ならいいですけどね。
コメント0件住宅ベランダの内壁は意外とコケが生えて劣化しやすい
住宅の塗り替えで見落としがちなところは2Fのベランダ面です。ベランダは手すりの位置も高く風通しが悪いという事もあり外壁の内壁も同様に劣化しやすいですね。手すりの笠木の傾きも内側に傾斜していることが多いので内側のコケの発生と傷みが早くなりやすい傾向なのでこまめにチェックしておいた方がいいですね。ベランダの床面(FRP床や防水シート床)も塗り替え時には必ず塗っておいた方がいいですよ。
コメント0件内部プラスターボードに塗る塗料は
内部壁面や天井などプラスターボード(石膏ボード)の上に塗る塗料は一般には水性の塗料(艶あり・艶消し)ですが、外壁用の吹付仕上げやコテ塗り用のジョリパット仕上げなどバリエーションもかなり豊富ですね。また、水性の艶消し仕上げした上に細かい粒粒のドット柄のような模様仕上げ(ゾラコート仕上げ)など柄を楽しむ事ができますね。
コメント0件遮熱塗装の良し悪しのポイント
遮熱塗装の良い点・悪い点とありますが、良い点は明るい色ほど遮熱性能が高く少しでも涼しくする事ができる。悪い点は、塗装面が汚れてくると見た目もですが遮熱性能が落ちるという事です。汚れてくるという事は例えば白色を塗っても雨筋がグレー色なので当然熱反射に影響してきますね。遮熱シリコンよりも遮熱フッ素などベースとなる塗料の選択も重要となりますね。
コメント0件内部木枠のニス塗り
今日は室内の木部の木枠などの塗装をしました。今回は木に濃い色を前日に着色してからニス塗りという事で難易度が高い塗装工事でしたが無事終わりましたよ。なぜ難易度が高いというと、濃い色を着色するときに色ムラができやすく素早く塗り広げなくてはならない事と普通1回塗りのオイルステイン塗装を色ムラを消すためにもう一度塗り重ねることがあるので手間がかかり、時間もかかり、材料も同じように余分に必要となるのでとても難しい作業だと感じています。
コメント0件建具や木枠などのオイルステインは自由に色を作って塗装できる
オイルステインの塗装は色付けするときに必ず塗ります。色を塗る時に指定された色を指定番号で材料を取り寄せその塗料で塗装して仕上げるというのは最近の傾向ですが、ひと昔ではペンキの色もの(赤さび色・黄色・黒)の原色をベースにして塗料シンナーで薄めて塗装するという事が普通でした。確実に決まった色はできませんが近い色ができるので塗装する面積に応じて塗料を調合して塗装します。色の原色があると見本に無い色を混ぜ合わせて塗るという事もできるのでオリジナルの材料で仕上げる事ができますね。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。