材料が足りないと思うと足りる事が多いような
塗料が足りるようにいつも余分に準備していますが、塗料がいつも以上に必要になるコンクリート面や軒天井などのケイカル板など予想外の乾き具合で通常の塗布量よりも材料が必要となる事があります。その現場の特徴としては築15年以上の家が多く、25年以上の無塗装の場所だとかなりの吸い込みがある事が考えられるので試し塗りが必要です。
コメント0件塗装は塗り進める手順が大事です
先日、安全柵の塗装をしました。安全柵なので色は黄色です。下塗りの錆止めは上塗りの黄色が色鮮やかに仕上がるために白色の錆止めで塗ります。上手に塗り進める方法はまず最初に「どこが一番塗りにくい所か」を見極めるところから始まります。塗りにくい所は手すりの下側部分の目で見にくい所なので一番塗り忘れをしやすい所でもありますが最初に塗っておけばその心配もなくせます。
コメント0件高圧洗浄してみないと分からない隠れクラック
モルタル外壁やカラーベスト屋根などに多い「隠れクラック」は高圧洗浄など洗ってみないとその状態はわからないことはよくあります。要するに下地が割れていてもコケや汚れが溜まり溝は塞がれて見えるためパット見た目ではわからない事も多いのです。割れていたらコーキング補修などすれば大丈夫なので塗装は可能ですが、そのままにしておくと劣化は見えないまま進むので危険です。
コメント0件塗装面維持するには下地処理はとても大事です。
塗り替えの場合は塗装する面の下地処理は欠かせません。下地処理の方法は汚れを洗い流す高圧洗浄やサンドペーパーを使用する目荒らし処理、油汚れが多い所では脱脂処理など下地処理の仕方はそれぞれあります。また現場の状態に合わせて下地処理の仕方を変えて作業しています。
コメント0件早めの塗装はやっぱりお勧め
外壁で言えばトタン系よりもやはりサイディング系外壁は表面の塗装で表層の硬さを維持している事もあるのでサイディングに関してはやっぱり早めの塗装はお勧めです。塗装しないでほったらかしになると塗装の時の数倍の修繕費用がかかる事が予想されるのでこまめに塗装した方がよさそうです。
コメント0件ペンキ塗り立ての表示は絶対に必要です
夕方の塗装になると日中よりも乾きが遅くなるので暗くなってからふいに触れてしまい汚れるという事もあるので心配ですが、そんな時に必要なカラーコーンや安全バーなどはとても有効です。暗くて見にくい時でもカラーコーンなどがあれば何か工事している感じが伝わり安全に通り抜ける事ができます。なおかつペンキ塗り立ての文字の表示テープなどがあればとても分かりやすいと思います。
コメント0件薄い色の仕上がりは何回か重ね塗りの必要があります
塗料でもかなり鮮やかな黄色や赤色などを塗装する時に一回塗りでは全然色がのらないって事よくあります。色が付かない理由は「鮮やかな色ほど下地が透ける傾向にある」という事です。色が透けやすいので何度も乾いたら塗りを重ね塗りしていきようやく本来の色に近づくという感じです。また、重ね塗りの回数を減らして一回で厚塗り仕上げ仕様という考えはやめた方が良いです。厚塗りは失敗しやすいので薄塗りの重ね塗りをお勧めします。
コメント0件塗装場所の明るさは塗り残しに影響しますね
この季節は日が暮れるのも早まって夕方になると良く見えない状態となるので早めに片付けるというのは一般的です。やっぱり手元が暗いと作業しにくいので塗り残しが出やすいです。塗り残しだけならまだしも足元も暗くなると足場作業では危険を伴いますので早めに切り上げる方が安全ですね。
コメント0件モルタルコンクリートの下塗りの重要性
モルタルやコンクリートの塗り替え時に必要な下塗りは大きな意味があります。下塗りには上塗りの密着性の向上はもちろんですが、白色の下塗りには「上塗りをきれいに見せる作用がある」という事です。白色の下塗りには上塗りの色をしっかりと出す効果があり下塗りを塗ると塗らないとの差は歴然で下塗りの塗る意味がここにはあります。
コメント0件雨の日の内部水性塗装仕上げは乾きが極端に遅い
雨の日の塗装工事は外部ではできなくても内部工事なら可能ですが、雨の日の塗装は湿度が高いため乾きが悪くなかなか乾かない事が難点です。それは外部じゃなく内部の雨の当たらない所での工事でも外から湿気が入り込むため湿度が高まり自然乾燥でも通常の数倍は遅くなります。それは下塗りの水性仕上げ+上塗りの水性仕上げの場合はかなり時間を要するので作業日数に限りがある場合は十分に気を付けたい点です。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。

