今年も一年ありがとうございました。
今年も一年ありがとうございました。今年の一番の思い出は猛暑の1か月半も屋根の上で塗装したことです。工場の折板屋根で遮熱塗装仕上げをしました。塗り回数も多く遮熱塗装という事もあり夏の日差しの強さに加えた照り返しも強くて大変でした。お昼休憩もエアコンの無い外の炎天下でたまりませんでした。その成果もあり部屋のエアコンもよく効いて節電になったと言われとても嬉しかったです。来年も大変な工事があると思いますが頑張っていきますので宜しくお願い致します。
コメント0件住宅塗り替えでテラス屋根がある場合は取り外して足場を組みます。
塗り替え作業で住宅に隣接したひさし屋根やテラス屋根がある場合は足場が当たってしまい組めないという事もあるので先に屋根材を取り外してから足場を設置します。また、屋根材が波板トタンタイプなのかフラットなアクリル板なのかにより手間や取り外し手間の金額も変わる事もあります。再設置する場合も屋根の劣化状況により欠けたり割れたりする事も多いので新品に交換することもあるのでご了承ください。
コメント0件塩ビの破風板を塗って1年が経過しました。塗装後の変化は・・
塩ビ被服の鉄板の塗装は奥が深くて難しいです。その理由は「塩ビ製品と塗料の密着が悪い」事で、塗装は同じようにできても時間の経過とともに不意に大きく剝がれを生じることがあるから塗る事に危機感を持っています。その現場で今年初めに塗装した場所を今日確認したところ、今のところは剝がれもなく大丈夫でした。今回は塩ビ用の専用下塗り材を規定量を守り、塗装時間帯を暖かに日中にして、刷毛で垂れないようにできるだけ薄く均一になるように塗り広げるなど神経を使います。このように素材によって塗り方を変えるなど自分なりの仕様で本当に難しいです。
コメント0件木目を残さずに塗り広げる「塗りつぶし」塗装
木目を出さずに色を塗る塗りつぶし塗装は単に色を塗ればおさまるというわけではなく木部の場合は色を均等に仕上がるように「目止め」という作業が必要になります。目止めは木部で言うパテの事ですが木部専用のパテを塗ってみると分かりますが木部がパテの水分を吸い上げるので柔らかいパテもすぐに硬くなり処理しにくくなります。適度に水を加えて硬さを一定に塗り広げて乾かします。乾いたらペーパー処理をして表面を滑らかにしてから塗装すると完全に木目がなくフラットな仕上がりとなります。木部の塗りつぶし塗装はパテ処理とペーパー処理がメインの作業ですね。
コメント0件高圧洗浄作業の時に注意すること
年末になると家庭用などの高圧洗浄機を使用されることも多いと思いますが、洗う時の注意点も多いです。先ず①「洗う所以外の場所が汚れてしまう」、②「洗いすぎてかえって傷がつく」などです。特に①の洗う所以外の場所を汚してしまう事は思った以上の広範囲に広がりやすいのでシートをかけて覆うなどの対策が大事です。汚れ方も車汚れのような水垢が残るので周囲を汚さないようにするのが大事です。
コメント0件コンパネの板に塗装なら水性系?油性系?
コンパネ材に塗装するなら水性系がいいのか?油性系がいいのか?どちらを選ぶでしょうか。どちらも塗装できますがそのものが外部で使用されているのか内部で使用されているのかによって使い分ける方が一般的でしょう。外部の場合は湿気などから保護したいので耐水性の高い油性系を選択して、内部の場合では臭いの問題もあるので水性系がいいのではないでしょうか。また、内部塗装でも耐水性を要するなら艶ありの塗装をお勧めします。
コメント0件ベランダ床のデッキ材交換は床の塗装も一緒に
塗り替え工事でベランダの床面がプラスチックの床材の場合は塗装しないので劣化してなければそのままですが、表面の変色や変形や反りあがりなどの場合は塗装工事についでに交換作業をする事があります。床材をめくってみるとトタン板の板金になっていることがほとんどですので新しい床材を張る前に塗装しておきます。また雨水の通る内部の樋もホコリやゴミで流れが悪くなっていることが多いので清掃も兼ねて作業しています。
コメント0件玄関の外の柱にニスを塗って変な剝がれ方をしている場合は・・・
玄関の柱くらいは自分で塗りたいとご自身で塗ってみたもののあまりきれいに仕上がらないとかペンキの塗りムラや変色や変な塗膜の剝がれ方など不具合が起きることがよくあります。この状態のままさらに塗り重ねても改善されないので結果的にはできるだけ塗ってある塗膜を剝がす事が大事です。サンドペーパーやヤスリでコツコツと剝がすパターンと剝離剤が使用できれば液を塗りこんで塗膜を浮かせて剝がす方法できれいにすることもできます。ただ剥離剤は液が特殊なので業者じゃないと施工できないかもしれません。
コメント0件鉄板の屋根を塗ろうと見たらビニール被覆の屋根でした。
鉄板に表面の保護をするのに塩ビの保護シートが張り付けられている場合は塩ビ鋼板と言って普通にこの上に塗装しても塩ビの密着不良により剝がれの原因となる事もよくあります。昔は何も知らなかったので普通に塗装して知らぬ間に剥がれたりしていましたが、今では専用の下塗り材が不具合が出るのを抑えて塗膜の長持ちもできるようになりました。塩ビ鋼板は長年の劣化で表面に亀裂ができて、その亀裂に雨が入り込み錆びて内部膨張でさらに亀裂が拡大してしまいます。本当のことを言うならできれば亀裂ができる前に塗装で保護したいです。亀裂が出てからでは塗装で保護するのは難しくなります。
コメント0件プラスチック製品への塗装は下地処理が必要になる事も
住宅の塗り替え工事でも様々なところにプラスチック製品が使われています。代表的なのが換気フードです。板金製やステンレス製などもありますがダントツプラスチックの方が多いです。プラスチック製品への塗装は今の劣化の程度により塗装工程や使用材料も変わりますし、何より新しいものに対しては表面がツルツルしている場合が多く塗装しても塗料が浸透しないで剝がれの原因となることが多いです。下地処理の下塗りとしてよく見かけるのは「染めQのミッチャクロン」は仕事仲間が使用しています。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。