湿度と外壁塗装の関係
湿度の高い日に外壁塗装をすることはよくないと思いますが、どうしてもしなければならないという事もありますね。外壁の水性塗料仕上げの時に湿度が高すぎて塗装した部分が全然乾かなくて、しかも天気が下り坂で雨が降りそうな時はとても焦ります。それは、突然の雨で塗装した部分が溶けだしてしまう事があるからです。不安な場合は塗装するタイミングをずらし良い天気を選んで塗装したいですね。
コメント0件汚れやすい壁の3つの条件
外壁が最初はきれいな白色でも他の家と比べて汚れていると感じたことはありませんか?①家の色が真っ白の場合は汚れが目立ちやすい。②外壁の目地が横向きで雨水が流れが悪く乾きにくい場合はコケが生えやすい。③屋根のひさしが小さく雨が当たりやすいなどがあります。外壁を汚れにくくするには白色を避けて最初から少し濃い目の色にするとか、雨に当たりにくくするためひさしを大きくしたり笠木や切よけ屋根などを水の流れを変えるように取付けるなど工夫することによりキレイが長持ちするでしょう。
コメント0件水性塗料の耐久性も種類により異なります。
水溶性塗料は今では外壁でも屋根でも溶剤系と同じように使用されています。水性塗料の耐候性は昔からあるアクリル系からウレタン・シリコン・フッ素などそれぞれ耐用年数に分かれています。最近では錆止めも水溶性で鉄板の保護することも多いのですが、錆びている部分に水性系を塗ると単純に水が含まれているので塗料が乾く前に錆が出てしまう事もあります。特に湿気の多い雨の日の鉄部水性塗装は気を付けて作業しています。
コメント0件アスファルト床に塗るノンスリップ塗装
アスファルト床に塗る塗料はラインの塗装のようにアルキド樹脂を使う事が多いのですが、全体を塗るには水性系の塗料の方が無難だと思います。なぜなら、溶剤系はアスファルトのタールと反応して色を溶かして変色するので特に新しいアスファルトでは変色が激しいのでお勧めしません。その代わりに水性系の塗料は反応することなくきれいにおさまるのでいいですね。また、色が揃わなければ数回塗り重ねると色鮮やかに仕上がります。
コメント0件塗料の塗り重ねのコツは
塗装で一番困る事で「思ったように色が付かない・塗れない」ということですが、それは色がかすれて均等に塗れてないという事が多いですね。塗装の基本としては同じ色を2回塗る場合もそうですが、1度塗ってその色がしっかりと乾いてから2度目を塗って決めた色に近づける事が理想なのですが、1度目の色をしっかり乾かさずに2度目を塗るとあまりきれいにおさまらない事がほとんどです。塗装をきれいに仕上げるには塗装間隔をしっかりとあけてよく乾かす事がとても大事ですね。
コメント0件穴埋めパテ処理は仕上がりに大きに違いがでます。
外壁や軒天井などコーキングの亀裂などでよくあるのが劣化と共に僅かな穴が開いたりすることがあります。塗り替えの場合は塗装前に現状をよく見てコーキングの劣化部分や塗膜剝がれなどよく観察して補修してから塗装するという事が大事になってきます。たとえ小さな穴が開いていても違和感を感じてしまうのでしっかりと埋めてフラットな自然な仕上がりとなるようにしています。
コメント1件プラスチック製品の塗装は状態を判断してから
住宅塗り替え工事で付帯物(帯・破風・飾り物)など場所によりプラスチック製品を使用している所が意外とたくさんあります。プラスチック製品と言っても硬いものから柔らかい物など様々で、問題は塗装したものがしっかりと密着するかしないかを見極めないといけません。比較的に密着しやすいものは表面が柔らかく表面がザラザラする物で、密着しにくく剥がれやすいものは硬くて表面がツルツルしている物です。どちらとも下地処理はしますが、剝がれやすいものに関しては密着向上の専用プライマーがあるので忘れずに処理してから仕上げています。
コメント0件トタン部分の錆止めの色は上塗りの色によって変える
トタン外壁や屋根でも同様ですが、錆止めの色は上塗りの決めた色によって錆止めの色(赤さび色・白さび色・黒さび色)を変えて塗装しています。例えば、屋根トタンの色を青色にする場合、下塗りの錆止めの色は赤さび色を塗っておくと上塗りの青色がきれいにおさまるとか、上塗りの色が白色の場合は錆止めの色が赤さび色よりも白さび色の方がおさまりが良いなど、上塗りの色(最終的に塗る色)が良い状態に収めるために錆止めの色も変えて塗装しています。また、色が濃い緑色に収めるには錆色を白さび色よりも赤錆色の方が意外ときれいに見えます。
コメント0件錆てない部分も下地処理として錆止めを塗るワケ
鉄部の塗り替え工事で錆が出てないのに錆止めを塗るワケとは、錆が出る前の予防と一番の理由は「下地との密着性」です。錆止めは錆を抑える以外にも錆を抑えるために酸素が加わり錆が広がる事を遮断することです。しっかりと密着すれば錆びにくい状態となるので長持ちさせることができるでしょう。また、錆止めの効果を十分に発揮するためには湿気の少ない時期を避けたり雨天の工事をやめるなど湿度の高い時を避けて工事することがいいと思います。
コメント0件鉄部は錆が出る前に塗装しておくのが一番
鉄部・鉄骨の錆について、錆が出てきたら錆止めを塗って保護するといいますが、できれば錆が出始める前に塗装して保護するという方が長持ちする期間は相当違ってきます。錆の程度も少しだけ錆が出ているのと塗膜が剥がれて錆が広がっているとではいくら丈夫な錆止めを塗装しても錆を抑える期間も違ってくるでしょう。また、錆止めの上に上塗りしてコーティングしますが、錆が強い場合は表面よりも内部の錆が押し上げてくるのでとにかく早めに錆止め・上塗りの処置をした方がいいですね。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。